役者の経験は最強説!!夢半ばでサラリーマンになって感じたメリットとは!

役者を目指している方々には、今回の話はかなりヘヴィーな内容かと感じます。

 

出来れば皆さんには役者として成功して頂きたいと思いますが正直かなり厳しい世界であることは確かです。

 

そんな世界で生き抜くにはかなりの精神力と情熱が無ければ無理な事は断言します。筆者の周りにも志半ばで役者を辞めていった人がかなり多かったです。色々な事情で実社会に巣立っていくのです・・・・・。

 

筆者もそんな中の一人であるのは紛れもない事実です!!!筆者ははっきりと申し上げると鬱病になり役者の道を断念しました・・・・・自分自身の限界だったと感じますので今考えれば良い引き際だったのだと思っています。

 

そんな経験を経て、筆者はサラリーマンという次なる舞台に鞍替えをしました。そこで感じた気持ちは凄く役に立つのではないかと思うので今回伝えていきたいと思います!!!

 

役者の経験は最強説!!何も怖いものなんて無い!!サラリーマンなんて楽勝!!!この考えをどうしても伝えたい!!

 

 

何か困難があり役者を辞めざるをえない時は来るかもしれない。そんな時は悲観せず役者の経験をどうか存分にその後の人生に活かしてください!!!

 

そんなエールも込めて、早速見て行きましょう!!!!

 

人前で緊張する事が無い!?

人前で緊張することが無い!!この部分に関しては役者を経験している方は実社会に出ると感じるのではないかと思います。筆者もサラリーマンになり研修で初めてプレゼンをする際に驚いたことを覚えています。

 

『役者時代の舞台に立つのに比べればプレッシャーや緊張感は格段に低い!』と感じました。

 

それはその筈です!皆さんがどのレベルの劇場で活動してたにしろ少なくとも100人程度の観客を前に演じてたのに比べれば、会社のプレゼンなんて小規模ならば10名程度です

 

失敗できないというプレッシャーはあるかもしれませんが、役者を経験してきた私達には台詞を完璧に生っぽく話すというスキルがあります!!そのスキルを活かせば、かなり余裕に感じると思います!!正直、楽勝なんです!!!

 

ただ、現時点でまだ就職先も決まってないという方もいらっしゃるかと思います!!そんな時にも役者の経験は活かせるのです!!

 

採用面接を舞台の様に演じられる!?

採用面接は言わばオーディションのようなものです!!面接官は演出家です。そこに向けてアピールするという意味では私達は沢山のオーディションを受け舞台や映像の仕事を得てきたわけです。

 

ですので採用面接はオーディションと同じことをすれば良いのです。更に役の枠は1名の事が多いですが企業の採用面接に関しては人材的に優れていれば枠が無いことが多いです。特に中途採用に関しては、即戦力ならば採用される場合が多いです!!

 

ですので、如何に面接官の前で即戦力な人材を演じられるか??が重要なんです!!!志望動機や自己アピール、この会社でやりたいことなどを演じるように伝える事が出来る絶好の舞台なのです。

 

筆者は現在店舗で店長として勤務していますが、アルバイトスタッフが社員になりたいと言ってもらう機会が多く沢山の人材の社員登用面接の訓練に携わる事をしています。

 

その際、志望動機や自己アピール・今後のキャリア展望などを台詞におこし徹底的に暗記させます。そこから緩急の付け方や間の取り方、質問のキラーパスが来た際などの切り替え方、覚えた事をあたかも今考え伝えたように見せる目線の外し方などを伝えながら練習していきます。

 

そこまで出来るようになった場合、色々な役を課して演じてもらう事をします。初めはかなり恥ずかしがりますが慣れると楽しそうに演じ始めます。そうなれば自ずと緊張しなくなる、本番は楽に話せた!!と本人たちは口を揃えて言います。

 

演技を生業にしていた私達は、最初からこの段階で面接を勝負できるのでかなり有利で楽勝である事は間違いありません。ですので採用面接に関してかなりやり易いと思います!!

 

役者の方々は精神力がある方も多く、色々な苦難を乗り越えている方も多いと思います。次はそんなメンタルについてのメリットについて見て行こうと思います!!


かなり打たれ強くなる!?メンタルが鋼になる!?

罵詈雑言を浴びせられる、モノを投げられる、先輩からのキツイ教育、観客からの心無い言葉・感想・暴言など色々な厳しい環境の中、役者を続けてきた方も多いのでは無いでしょうか?

 

筆者はとにかく今考えるとコンプライアンスの向こう側な環境で役者生活を送っておりました・・・・(笑)それだけプロとして求められる事が大きかったと感じているので良い経験になったなと思っていますがこの経験すら、サラリーマン生活が楽勝に思えてしまうメリットでもあるのです。

 

昨今、社会ではコンプライアンスの遵守がより求められています。サラリーマン生活をしていると注意や何気ない会話がパワハラ・セクハラ・モラハラなどと言われ役職を下ろされたり、最悪の場合には懲戒解雇なんて事もあり得る世の中になりました。

 

現在、中間管理職である筆者も部下に対しての言動は細心の注意を払いながら日々勤務しています。これは上司に関しても同じであり、上司からの注意やアドバイスも以前に比べてマイルドになり、かなり気を遣っているのだろうなというのが感覚的に凄く伝わってきます。時には、ミスやクレーム等で烈火の如く叱られることはありますが、その度合いも正直だいぶ優しいなと感じる事が多いです。

 

それは、役者時代の厳しいと言う言葉では形容し難い程の苦難を乗り越えてきているからだとも感じます。筆者はここで伝えられないような経験も数々しています・・・・・(笑)今現在も夢でうなされる程のトラウマになっています。その経験に比べれば会社での注意や叱咤などは可愛いものです。

 

ただ、そんなレベルの厳しさですら現在受け止められず精神的に病んでしまう方が多くいらっしゃいます・・・。そういう意味では役者を経験していると、時に上司に注意や激怒されても『あの時に比べれば余裕!!!』と感じてしまうと思います。

 

そうなんです!!!知らず知らずの内に鋼のメンタルを得ているのです!!!これは本当に強みになります!!!へこたれない心が今の時代とても大切であると思いますので!!!

 

プレゼン能力が知らずについている!?

プレゼン能力が知らずについている事に関しては、上記で説明した採用面接と共通する部分が多くあります。役者時代に養った台詞術や呼吸感や言葉に思いを乗せる技術など活用できる技術が沢山あります。

 

更に、もしも昇進し部下を持つ立場になった際にもプレゼン能力はフルに利用できます!!部下のプレゼン対策に対する的確なアドバイスや模範演技も軽くこなす事が出来ます。

 

指導方法に関しては、採用面接の項目と同じような手順で行うと精度の高いプレゼンを行う部下が育ちます!!それにより、自分自身の評価も上がる可能性があります!!

 

この能力を活用し自身のスキル向上などに努めると思いも寄らない部署等からお声がかかる可能性もあります。

 

現に筆者は以前このスキルを買われ人事部で社員育成に携わった事があります!!!このように役者として培ってきた技術が企業に属すると思いも寄らない副産物を生む可能性が大いにあるのです!!

 

実社会に出ると大半の方が高校や大学を卒業後に新入社員として企業に就職しているので役者を経験した私達はかなり珍しく、好奇の眼差しで見たり興味を持つ方が多くいます。その点においても私達のメリットが存在しているのです!!

 

そこについて、次は見て行きましょう!!


自己紹介の際に人に覚えられやすい!?

 私達のような役者経験者は社会での経験やスキルは辞めた直後はありませんが、明らかに他の人達が経験出来なかった事を経験していたわけです。かなりの興味を持たれ、場合によっては飲み会などの人気者になる可能性もあります(笑)

 

どんな経験をしてきたのか?なぜ辞めたのか?芸能人と関りがあるのか?(笑)など根掘り葉掘り聞かれる事があるかもしれません・・・・・(笑)そうなると一種のキャラクターがあなたにつく可能性は大です!!

 

筆者は、そういう意味ではかなり役者の経験に助けられた事が大きいです(笑)

 

現に、現在勤務している企業の採用面接では志望動機よりも役者時代の事を聞かれる事が多かったです。採用後に聞いた裏話として役者としての経験だけで採用したと告げられました・・・・(笑)その時、某大手ミュージカル劇団に感謝しかありませんでした。

 

その後、筆者を『心配ないさ!!!』と呼ぶ方が増え、人にすぐに覚えてもらえるキャラクターが知らずに出来上がっていました(笑)

 

何かに必死に取り組んだ結果がもたらしたものだと言えます!!ですから役者の経験は会社に属した後も生きるのです!!!

 

ここまで見てきて、役者を経験している私達には秀でた才能があるのです!!それは、役を演じる事が極端に言うと嘘をあたかも本当の様に見せる、もしくは現実だと思わせる力があります!!

 

その力を利用すれば、社会でより活躍する人材になり得るのです!!

 

次は、そこについて見て行きましょう!!!

 

嘘を真にする力がつく!?

『嘘を真にする力』これこそが、社会に出て一番活かせる力ではないかと筆者は感じます!!様々なシーンで社会に出ると役職が付いたり、重要なポジションを急遽任されたりすることが往々にしてあります。その際、通常ですと物怖じし委縮しパフォーマンスが著しく低下することが多いです。

 

しかし、役者を経験しているとまずはその立場を演じてみる事が出来ます!!まずはその立場になったように振舞ってみる行動が役者を経験していると実践しやすく、傍から見ると自信があるように思われるのです。そして、その立場を演じ続けることで自ずと役職が自分のモノになっている、そんな事が役者経験者ですと実現させ易いのです!!!

 

リーダーを演じる!                                                                                                                       

例えば、リーダーを任された際は役作り同様にまずは自分が思い描くリーダー像をイメージします。

 

そのリーダーはどんな立ち振る舞いをし、どんな言動をとるのかをイメージし自分に落とし込んで行きます。より具体的なイメージが欲しい場合は目標とする役者の方の言動、歩き方など型から入ると身体に馴染みやすいと感じます。この作業は役者時代の日々の過ごし方や稽古中によく似ている作業になります。

 

この様に演じる事を会社という舞台でも活用できるのです。

 

筆者は役者を辞め会社に属した際は人生終わったと感じていましたが会社で行う事は、舞台の上で行うかそうでないかだけの違いなのです。お客様を喜ばせるのは舞台の上だけではなく、営業先やお店で実現できるのです。ただ場所の違いだけなのです!!

 

だから、社会に出る事。役者を諦めて人生が終わったなんて思わないで欲しいと筆者は心から思います!!!絶対的に役者経験は活かせる事ばかりだと思います!!!少なくとも筆者はそういう風に考えています!!

 

もう一度、会社・企業という舞台で役を演じてみてはいかがでしょうか??意外に楽しいものですよ!!

 

まとめ

・役者の経験は会社・企業に属した際に活かせる事が多く最強!!

・人前で役を演じるように話せば緊張して上がる事も無くなる!

採用面接は、オーディション感覚で受けるべし!!

・役者時代の過酷な経験により、メンタルのタフさが自ずとつくことがある!!

・プレゼンは舞台の本番と同じ!台詞術を駆使すると自ずと出来る人物になれる!

・役者の経験は唯一無二であり社内での人気者になれる可能性あり!

・役職等を演じる事で自信がつき知らぬ間に自分自身のステージが上がる!!

Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP
Site Protection is enabled by using WP Site Protector from Exattosoft.com